2015年08月09日
第1回西脇アートフェスティバル2015
第1回西脇アートフェスティバル2015
テーマ「遊ぶ・あそぶ・アソブ住んでるところが世界の中心」
期間:8月2日〜8月30日 AM10時〜PM5時まで
期間中、メイン会場となる旧來住家住宅は、
第二回私設「夢の美術館」と姿を変え、
市民参加を含む30名を超える作家のアートが並んでいます。
この美術館は、去年の6月に第1回私設「夢の美術館」として市民会館で行われ、
2日間で200名程を動員する大成功を収めています。
その際、主催者である小松原ケンスケさんは
「市民のパワーを感じた、
素晴らしいアートがたくさんあるけど美術館に並ぶのは敷居が高すぎる、
知られていない素晴らしいアートや人を知ってもらう機会をつくりたい」と感じたそうです。
その想いのもと、今回約1か月間のアートフェスティバルを開催するに至りました。
小松原ケンスケさん自身は現在、作品作りと並行して
絵画教室や生活介護施設「絆みらい」で社会で働くことが出来ない方々の生活支援も行っています。
生活介護の一環として絵画も取り入れており、
今回の出展にも絆みらいの人々が描いた自由で躍動感あふれる作品が並んでいます。
また、小松原さんが指導を行う「葦ペン画」にも注目です。
「葦ペン画」は、竹よりも柔らかい質で軽い「葦」という植物を筆とし、漫画インクを使用した作品のことです。漫画インクは乾くと水に溶けない性質を持つ為、水彩画と組合すことで独特の世界観をかもし出します。
その他にも、トータス松本さんが描いた自画像やトータス松本さんの兄である松本学さんの写真、学さんの息子の松本侑さんの絵画なども並びます。
ジャンルは様々で洋画、グラフィックデザイン、鉛筆画、服飾、陶芸、墨絵、バルンアートなど約30名の作家の個性が光る作品が活き活きと展示されております。
またさらに今回はサブ会場として、
來住額縁ギャラリー「ポポニ」や西脇病院エントランスホール、喫茶「ぶどうの木」など約7カ所でアートフェスティバルを展開しているそうです。
(※詳細はメイン会場にてお問い合わせ下さい)
メイン会場・サブ会場ともに、
様々な人々の、雰囲気も使う道具も、全く異なる個性的な作品が並んでいて
非常に魅力的な空間になっております。
しかし、私は展示されている多くの作品から1つの共通点を非常に強く感じました。
それは「人のつながり」です。
小松原ケンスケさん自身が多くの活動を通して、1つ1つの出会いを大切にしていること、
ジャンルを問わず繋がっていこうという想い、その多くの出会いの足跡のような温かいものを
作品から、展示会の空間から、
大変強く感じることができるアートフェスティバルとなっています。
毎日ジリジリと暑さが増し、眉間にシワがよっていませんか?
是非とも風通しの良い旧來住家住宅で、アートに触れ、ほっこりした気持ちになって見て下さい。
きっと眉間によったシワも自然に緩んでいるかもしれませんよ。
夏の思い出作りもいよいよ後半となりました。
後半はちょっとした癒しを…と考えられている方、
是非とも、旧來住家住宅にお越しくださいませ。
まる
2015年08月04日
お盆休みのご案内
8月13日(木)〜17日(月)
勝手ながら 休館 させていただきます。