2014年10月25日
第2回 大門集落作品展
2014年10月16日(木)〜30日(木)
黒田庄町大門地区のみなさんによる作品展が開催中です。
趣味を同じくする同好会などではなく、
部落単位で参加されているのがちょっと珍しい。
しかも今回が第2回です。
取材におじゃました日、偶然いらしていた
大門の神月フミ子さんとそのご家族にお尋ねすると、
「昔から地域のみんなで助け合って暮らしています。
みんな仲がいいんですよ」と
にっこり穏やかな口調で教えてくださいました。
展示されている作品内容は実に幅広いです。
押し花、水彩画、植物画、書、小物、刺繍、レース編み、
かづらのアクセサリー、パッチワーク、写真、
七宝焼き……など、21人・約80点のアート作品に加えて、
大門地区自慢の農作物まで展示されているのには驚きました。
秋が旬の「大門のサトイモ」や、
大門でとれた酒造好適米「山田錦」を使った日本酒など。
大門では在来種のサトイモが栽培されており、
通常の品種より粘りがあって、皮がむきやすいそうです。
(来住邸から車で10分ほどの旬菜館などで販売中です)
大門あんしん野菜生産部会によるレポート
「大門集落農業の現状と課題」をはじめ、
「酒米の王者『山田錦』普及の功労者
藤川禎次(ふじかわていじ)」と題した
山田錦誕生の歴史紹介文なども展示されていて
大変勉強になりました。
また、大門集落の歴史的な経緯や生い立ちなどを
編纂された資料「親隣人のあゆみ」も
自由に読めるようになっています。
昨年度制作された資料ですが、古い写真も多く収録されており
大変見応えのある一冊です。一見の価値あり、です。
こちらは書の作品。
扇の部分が浮き出て、立体的になっています。すてき。
七宝焼きの富士山などなど。
ペイントアート作品も。
写真は蔵ギャラリーのほうにも展示されています。
アクセサリーやニット、服などもあります。
記帳した人にプレゼントまで用意されています(早い者勝ちですね)。
神月フミ子さん手作りの折り紙でできたカラフルな小箱です。
(は)
2014年10月05日
おりひめグループ作品展
期間 10月2日〜10月13日
旧来住家住宅のギャラリーでは、「おりひめグループ作品展」が
開催されています。同作品展は山治愛子さん主宰の絵手紙教室
の生徒さんの作品と本人の作品あわせて85点を出展されています。
(絵手紙60点・手作り作品25点)。今回、同ギャラリーでは初出展
です。グループの生徒さんは13人。遠くは車に4時間乗って鳥取
から来られる方もおられます。山治さんは創作婦人服「やまじ工房」
を営む傍ら、15年程前から絵手紙を書き初められました。とにかく
「書く」ことが大好きと言われる山路さんは、小学校で書道教室
中学校では書道部と、学生時代から腕をふるわれていました。
最近では西脇市カルチャーフェスティバルで賞を受賞され、普段は
カルチャーセンターと黒田庄の2ヶ所で絵手紙教室を開講されて
います。今回はその生徒さん達と、日頃から練習を重ねてきた
すばらしい作品がずらりと並びます。秋を感じる作品が多数あり、
とても心が和みました。ぜひ皆さん足をお運びください!
「初霜月半ばとなり 色づき初めた柿」
「はや初秋の気配が感じられます」
「秋を代表する花 菊 深まりゆく秋に映えて」
「小さい秋 見〜つけた〜♪」
「薄紅の 秋桜(コスモス) きれいですね(^v^)」
「一番大切なのは心 皆さんという柱に支えられ生きている
出逢いを大切に人生の道を歩んでいこう」
「雑草みたいな僕(私)にも夢がある。出逢いに感謝しはばたけ!」
「とっても愛嬌のある お地蔵さん」
「この言葉には、重みを感じます(>_<)」
(芋焼酎)