2014年08月08日
古民家再生写真展 (有)すぎもと工務店(十家十色)
8月2日(土)〜31日(日)までの間、旧来住家住宅ギャラリーでは
(有)すぎもと工務店さんの古民家再生写真展が開かれています。
古民家再生って??
一言で言えば古来からの日本家屋を取り壊さずに
腐食のない木材や建具を使用しながら再生させることです。
つまり古きを活かす新しいリフォームと言えるでしょう。
おじいちゃん、おばあちゃんから受け継がれた家を、
自分達の世代で壊してしまうのは寂しくてもったいないですよね。
現在において同じ仕様の家を建てようとするとかなりの予算が必要であり、
また今では手に入らないようなしっかりとした立派な梁や柱が古民家には使われています。
そんな貴重な梁や柱などの木材は長い年月をかけて乾燥されて強度が増し、
独特のいい色合いになっています。
土壁のよさも現代風の家にはあまりありません。
長い年月が生み出す風合いや色、質感を活かしながら新しい建材と組み合わせることで、
見たこともない素敵な空間が生まれます。
そして住人の好みで和風にもモダン風にも再生する事ができます。
居住性も最適で夏は涼しく冬は暖かい家に生まれ変わります。
古民家再生には新築ではできない可能性がたくさんつまっています。
来住邸展示 10:00〜18:00まで 毎週月曜定休 月曜祭日は翌日が休日
※8月11日(月)〜15日(金)は お休みです。
BEFOUR→AFTERに大変驚きました。
ほんとに同じ家??
天井の高い空間、太陽の光がたくさん入り
木のぬくもりを感じます。
畳が敷かれ、ホッとした空間を演出しています。
まるでお店のようなキッチン。
お風呂のような水廻りは最新に。
おトイレも 落ち着く空間に。
来住邸の蔵ギャラリーにも写真が展示されています。
こちらの写真フレームは、大工さんの手作り。
家のメインである柱を大切に残し、生活しやすい住人のことを
考えて自然素材が使われています。
家の柱の構造体です。こんなにたくさんの木材が使われています。
大工さんの職人技が光ります。
「古くなった家を生きかえらせる、それが1番の使命」と営業の坂東さんは言われました。
自然素材のよさを皆さんに知って頂きたいとのことです。
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(有)すぎもと工務店ホームページから
皆様のおかげで、創業60年。兵庫県西脇市に根ざして実績を積み上げてまいりました。
創業以来、日本の伝統に基づいた木造建築の素晴らしさを
最大限に生かした住宅作りに取り組んでまいりました。
和風木造住宅にこだわるのは、皆様に「木」本来の良さをもっと知って頂きたいからです。
暑い夏、寒い冬、高い湿度。
昔から、人々は日本の気候や風土に適した自然素材である木を使って、
家づくりを行ってきました。
木は呼吸しています。
湿度が高い時には湿気を吸い、湿度が低い時には湿気を放出しますので、
木で作られた家は、夏は涼しく、冬は暖かい快適な空間を作り出す事ができるのです。
これからも、私どもは、木のぬくもりと、自然素材が持つ豊かさを
存分に生かした家づくりを続けてまいります。
同時に、日本の伝統を伝える素晴らしい木造建築物である古民家を守り、
後世に伝えていく事も、木造建築に たずさわる私どもの使命と考え、
徐々に失われつつある古民家の再生にも力を入れてまいる所存です。
日本民家再生協会正会員・登録事業者
有限会社 すぎもと工務店
代表者 杉本 栄三
〒677−0036 兵庫県西脇市津万416
TELL 0795−22−5823
FAX 0795−22−0085
URL://www.sugimotokomuten.com/
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